山本雅一税理士事務所

財務改善とは何をするのか

財務改善とは何をするのか

財務改善とは何をするのか

 財務改善とは何をするのでしょうか。はっきりした定義はありませんが、一般的には貸借対照表を構成している内容を良い内容に改善することでしょう。

貸借対照表を構成している資産、負債を変化させ、それだけで貸借対照表がよくなることは少なく、損益計算書の利益が増加するように対策を進めていくことも必要です。それではなぜ貸借対照表なのでしょうか。

 貸借対照表は、一言でいえば、創業以来の今日までの経営成果が凝縮しているからです。これを見れば、どういう経営をしてきたのかがおおよそわかるのです。しかし、そのように説明されていることが多いですが、実はそう簡単なものでもありません。全体としてはそのように言えなくもないですが、細かく見ていくとそうとも言えない場合があります。創業以来順調に経営を続けてきても、全事業年度で何かの大きな事故が生じ大きな欠損が生じた場合は、必ずしもこれまでの経営を正しく表していることにはなりません。また、初代社長が退職の際に多額の退職金を支出した場合も利益剰余金が大きく減少していることになります。特別な事象までを補足することには限界があるということです。

 決算書など3年分も見れば十分という人もいますが、当事務所では、財務改善を行う場合は、5年10年前の決算書まで目を通します。細かく分析するためではありません。ヒアリングで補足できればいいですが、なかなかそうもいかないのが実情です。

 ヒアリングにより経営の背景を把握し、決算書から会社の状態を数字で分析し、会社の現状を正確に把握します。これに基づいて、どこに問題を抱えているかを特定し対策を行います。

 当事務所では、ヒアリングを重視するとことに特徴があり、経営の背景、事情をしっかり把握したうえで実効性のある対策が提案します。よく、決算書を見ればすぐわかりますといったプロ的な発言をする人がいますが、当事務所の考え方とは全く異なる専門家といえます。当事務所では、経営の背景をしっかりつかむことでその会社ができる対策を講じて、改善につなげてきました。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。